相続Q&A : 遺言に書くべき内容
遺言書には何を書くの?
遺言とは、元来最後の意思を残すという意味合いの物です。ですので、遺言書に家族への感謝の気持ちをしたためるのもかまいません。ですが、少なくとも次のことを書き残しておかなければ、法律的に意味がなくなってしまう場合があります。
遺言書に書くべき内容
遺言として残せる事項は?
法律上、遺言として残せる事項は下記のとおりです。
・相続分の指定とその委託
・5年以内を限度とする遺産分割の禁止
・遺留分の減殺方法の指定
・共同相続人の担保責任の指定
・認知
・未成年者の後見人、後見監督人の指定
・遺産分割方法の指定とその委託
・祖先の祭祀主宰者の指定
・相続人の廃除とその取消し
・遺言執行者の指定とその委託
・遺贈・寄付行為、信託の設定などの財産の処分
どういう内容を書くべきか、悩んだ場合には、専門家の相談することをお勧めいたします。